おつかれさまです。すぺきよです。
最近数年前に購入して保存食として保存していた食料が賞味期限間近となり、勿体無いので家族で食べました。
保存食といえばカンパンやクラッカーなど、乾燥されていて日持ちしとりあえず腹に溜まるけど味気なくすぐ飽きるし、物足りないというイメージがありました。
おやつとして食べるとカンパンやクラッカーも美味しいんですけどね。
しかし、今回食べてみた保存食は5年持つ上に味にレパートリーがあり、それでいてしっかりと食べた感がありました。
時代は変わったものだなぁと感心したので記事にしてみました。
今回食べた保存食品について
今回食べた保存食は「尾西食品株式会社」のアルファ米シリーズの「赤飯」です。
お米を乾燥させたアルファ米ですので、そのまま食べるわけではなく少し調理が必要です。
調理といってもパッケージを開けてその中にお湯か水を注ぎ、指定の時間置いておくだけで完了します。
時間はかかりますが水があれば調理できますので、保存食にはうってつけですね。
内容量は100gとなっていますが、調理完了後は216g程度になり、お茶碗大盛りくらいの量となります。
今回食べた際の調理方法について
極限状態や訓練を目的とせず、賞味期限切れ対策の消費であるため、普通にお湯を沸かし、暖かい状態で食べました。
調理は本当に簡単で、袋を開けて沸かしたお湯を入れて10分待つだけです。
今回食べてみた感想
保存食なので、離乳食のようなべちゃっとしていて、食べた感じのしない美味しくないものを想像していました。
まずいんだろうけど勿体無いし仕方ないなぁという感じで食べ始めましたが意外や意外、普通に赤飯で美味しかったです。
むしろ下手に作ってしまうとべちゃっとしてしまいやすい赤飯に比べて、より粒のしっかりとした赤飯に感じました。
たぶん、私がレシピを見て作る赤飯より美味しんじゃないだろうかというくらいです。
お湯の浸かりが甘かった部分があったようでそこだけアルファ米のままの部分がありましたが、そこはご愛嬌です。
保存可能期間
保存期間は5年と6ヶ月だそうです。
尾西食品の公式ページの「商品パンフレット」ページのPDF内にそれぞれの商品の保存期間の記載があります。
カップラーメンは半年しか持たないので、5年半持つのはすごいですね。
買って保存していることを忘れないようにしなければなりません。
価格
希望小売価格は1パッケージごとに税込で410円だそうです。
内容量100g、調理後は216gになるようなので、おむすび2個分程度です。
通常食として利用するには流石に少し割高です。
やはり保存食としての利用が良いと思います。
味の種類
私の食べたアルファ米シリーズは、今回私が食べた赤飯以外にも、この記事執筆時点で12種類の味が用意されています。
他にもお粥やおにぎりなど、別の形態のものも用意されているようですね。
おすすめの買い方
防災のために準備しておく食料の量は3日間分と言われています。
1パッケージで1食分とするとかける1日3食の3日分なので最低一人につき9パッケージ欲しいことになります。
だからと言って一度に買うと賞味期限が一気にきてしまい、美味しいとはいえ数日連続で毎日食べるのは辛いでしょう。
そこで賞味期限が5年ということを考慮して、次のような順番で購入すると良いと思います。
1年目に一人10パッケージ分購入する。そして翌年からは賞味期限が古いものから順に2パッケージ食べ、2パッケージ追加します。
そうすることで賞味期限を切らすことなく更新していくことができ、かつ賞味期限切れによる食べる量も年に2パッケージと少なく済みます。
これが10年持ってくれれば、年1パッケージずつでいいのでですが・・・。
消費と購入には9月1日の防災の日がうってつけなのではないでしょうか。もし年に2回に分けるのであれば、もう片方の日付の候補は3月11日(東日本大震災の発生日)か1月17日(阪神淡路大震災の発生日)でしょうか。
購入できる場所について
私が購入した際は京都ヨドバシに入っているお店(名前は失念しました)で購入しました。
たしか地下2階のお店だったと思うのですが、今は別のお店が入っていたと思います。
ただ、お店に行かなくてもAmazonなどでも購入できます。
最後に
極限状態ではなく、通常状態でお湯も簡単に沸かせるし暖かい部屋で食べたので、実際の災害時とはまた別かもしれません。
それでも、知らぬ間にこんなに美味しくなっているとは驚きでした。
保存食へのイメージがガラリと変わる経験でした。
いざ災害があった時のためにも早めに準備しておき、定期的に食べることで災害に対する意識と保存食への抵抗が減ると思います。
訓練の一環としても良いでしょう。