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おつかれさまです。すぺきよです。
幼稚園の頃はずっと送り迎えをしていたので良かったのですが、子供が大きくなって小学生になり一人で通学するようになりました。
当初は「子供にGPSを持たせて現在位置を調べるなんて・・・」と否定的でしたが、実際に一人で通学をするようになると意外と不安に感じます。
しばらくは否定的でしたが、妻からの強い要望があり子供見守りGPSのBotというサービスを利用することにしました。
最近では、毎日ちゃんと学校に着いたことや、無事に家に帰ってきたことなどを確認して安心した日々を送っています。
実際に1年ほどサービスを利用してみた感想などをメリット・注意点などを個人的な視点ではありますがレビューしたいと思います。
BoTとはどんなサービスか
BoTとは小さな端末を子供に持たせて、GPS情報を親が持つスマホアプリに送信することで、子供の現在位置を知ることのできるサービスです。
簡単な音声でのやり取りができ、遠くにいながら子供と会話ができます。
最新版では液晶が追加され、テキストでの会話もできるようになっているそうです。
実際に使ってみた感想・メリット
設定のしやすさ
設定は非常に簡単です。
スマホにアプリをインストールして、アカウントを登録、本体に記載さているコードをカメラで写すだけで登録が完了します。
さらに、BoT一台の見守り設定は複数のスマホに登録することができます。
我が家では、私と妻それぞれで登録して、GPS情報を見ることができています。
操作のしやすさ
BoTについているのは、旧モデルでは本体中央のボタンのみです。
1回短く押すと、直前にスマホ側から送られてきたメッセージが音声で再生されます。
長く押すと音声の送信モードになり、親のスマホ向けに音声を送信することができるようになります。
この操作は子供にとってもわかりやすいようで、日常的に持たせている小学生の息子だけでなく、幼稚園年長の娘も簡単に操作を覚えることができました。
小ささと軽さ
小学生になると、教科書などの荷物が多くなりランドセルはいつもパンパンです。
そこにさらに何か物を足すとなると、子供がかわいそうですが、このBotはとてもコンパクトで軽くそこまで子供の負荷になりません。
充電が1週間以上持つ
一度フル充電すると1週間は十分電池が持ちます。
BoTをあまり使わない毎週土日に充電することができ、平日に持たせ忘れるということが少なくなる点はとても助かっています。
余計な機能がなく、子供の学習の邪魔にならない
BoTでできることは位置情報の共有と、音声でのやり取りのみです。
お楽しみ機能的な物がないので、授業中に触ってしまうなどの学習の邪魔になりません。
壊れにくい・失くしにくい
音声を送る時以外は基本的に操作する必要がなく、取り出したり操作することが少ないので落として壊すとか失くしちゃうということがあまり発生しません。
仮に無くしたとしても、GPSなのですぐに位置がわかります。
声の出せない場面でもメッセージが送れる
BoTから親のスマホに音声を送る場合は、入力方法が声しかないので音声のみになってしまいます。
しかし、逆に親から子供にメッセージを送る場合はテキストで送信することが可能です。
テキストで送信すると、子供側では機械音声で合成された音声で内容が再生されます。
仕事中で声は出せないけど、子供に連絡したい時などにとても便利です。
音声再生はスマホに耳を当てて聴くことができる
子供から届いた音声をスマホで再生するときは「スマホに耳を当てて聴く」か「ハンズフリーで再生する」のどちらかから選べます。
「スマホに耳を当てて聴く」方法だと、周りに音が流れないので、会社内とかでも遠慮なくメッセージを再生することができます。
いつでも子供の声が聞ける
意外と嬉しいメリットがこれです。
仕事で疲れている時あるじゃないですか。
そんな時に、子供からの連絡で音声が届くと、大した内容じゃなくてもなんだかとっても元気が出ます。
動画でももちろん子供の声は聞けるんですが、なんだかBoTで届くメッセージは感触が違うんですよね。
音声しかない分、そこに意識が集中するからでしょうか。
それが何度でも再生し放題で聴くことができます。
特に役立ったと感じた場面
通学以外の場面で役になったなぁと個人的に思う内容を思い出しながらまとめてみました。
子供と旅行に行った時
小学生というものは、旅行で新しい場所に行った時などは結構うろちょろしてすぐに迷子になったりします。
しかしBoTを持たせていると、多少目を離してもGPSのおかげでどこにいるかおおよその見当がつきます。
さらに、充電切れの心配がほぼないので、ものすごい安心感です。
子供が迷子になって怖い思いと寂しい思いをしたら、せっかくの旅行も台無しですからね。
子供が遠足に行った時
子供が京都府立植物園に遠足に行ったときは、植物園内でたどった軌跡を見ることもできます。
活発にあちこちウロウロした記録を見ていると、楽しんでいるんだなぁとこちらまで嬉しくなります。
突然の友達訪問
ある日子供が自宅に友達を連れてくることになりました。
その時、気を利かせた子供があらかじめ家に連れて行って良いか聞いてくれました。
もちろんOKだったのですが、部屋の片付けやお菓子の準備などあらかじめ身構えることができたのでとても助かりました。
子供がお留守番をしている時
子供にお留守番をお願いしている時も役立ちました。
お留守番をお願いしているときは出先でも子供の状況が気になってしまうものです。
そんな時でも簡単に音声でやり取りできるBoTのおかげで安心して状況の確認ができます。
幼稚園児の下の子一人でお留守番させる時も、簡単に音声でやり取りできるBoTは大助かりでした。
BoTと同時に家の鍵を無くした時
これはちょっと特殊なケースですが、我が家ではBoTと家の鍵がセットになるように、巾着に入れて持たせています。
一度家の鍵とBoTを同時に落としてくる事件がありましたが、そのときはBoTのおかげですぐに鍵を見つけることができました。(学校の靴箱の近くに落としてしまっていたようでした。)
家の鍵を無くして鍵を交換となると十数万とかかかるらしいので、本当に助かりました。
デメリットと注意点
ランニングコスト
本体料金5000円にプラスして毎月500円~700円程度の費用がかかります。
これだけで一つのサブスクに入れるくらいの価格です。
子供の安全と天秤にかければ安いものですが、買って終わりではなく、月々費用が掛かっていく点は注意が必要です。
標準カバーのフックが外れやすい
本体とは別売りで売っている標準のカバーがあり、このカバーにはランドセルに取り付けるためのフックがついています。
このフックが結構外れやすくて、子供が過去に一度失くしてしまった原因となりました。
なので、標準カバーのフックにはあまり頼らない方が良いです。
我々は、この事件以降は幼稚園の頃に使っていた小物入れの巾着にいれて持たせるようにしています。
まとめ
今回はBoTトークについて、1年間使ってみた感想を書いてみました。
月額料金があり、ランニングコストはかかるものの、得られるものが多く、スマホを持たせるのとは別の安心感があります。
使い方も簡単で、幼稚園児でも使いこなせます。
家の鍵など、無くすととんでもないことになるものと一緒に持たせることで、失くしてもすぐに見つけることができて便利です。
当初GPSを子供に持たせることは否定的な私でしたが、今は持たせて良かったと本当に思っています。

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