お疲れ様です。すぺきよです。
みなさん、硬貨は好きですか?
私は大好きです。
小さい頃に握りしめて駄菓子屋さんに行った日々、畑仕事を手伝って初めてコツコツお小遣いを貯めて手に入れた500円など、硬貨にはとても深い思い出があります。
今回は、長男が生まれた年から毎年購入している「令和6年度銘記念日貨幣セット」が先日届いたので紹介してみようと思います。
2018年版から購入しているので今年で7冊目になります。
購入を始めた理由
探偵ナイトスクープという番組をご存知でしょうか。
一時期、毎週見ていたのですがその時に「平成十四年の硬貨を探せ!」という回に出会いました。
その回では、依頼人さんが娘さんに、娘さんが生まれた年の硬貨を全種類探し出してプレゼントするという回でした。
当時この話を見て、硬貨が好きだったということもあり、ちょうど妻のお腹にいた長男にも生まれ年と同じ硬貨をプレゼントしたいという思うようになりました。
あちこち調べたところ、この「記念日貨幣セット」に辿り着きました。
その年に発行される硬貨の枚数は、発行年度により増減し、特定の硬貨の発行数が少な句なったりするということも紹介されていました。
造幣局の年度別の製造枚数をみても、長男の生まれた年である2018年の一円硬貨の発行枚数はたったの440,000枚と1968年の0枚を除けば、奇しくも一番少ない年だったようです。
探偵ナイトスクープでは平成十四年の一円硬貨を探すのに非常に苦労していたと記憶しています。
同資料を見るに、平成十四年の一円硬貨はおよそ9,667,000枚発行されたようです。
そのうちの1枚を、発行されてから15年後に探すのに非常に苦労するわけですから、発行枚数がおよそ20分の1くらいの2018年度(平成30年)の一円硬貨を将来探そうとしたらどれだけ苦労することか・・・。
昨今のキャッシュレス化の流れにより、硬貨の新規発行数が減少していく流れになっていくでしょうし、今後特定の年度の硬貨を探そうとなるともっと大変になっていきそうです。
私の記念日貨幣セットの使い方
貨幣セットにはいくつかあり、「記念日貨幣セット」と「ミントセット」、「プルーフセット」などが販売されます。
私が毎年購入しているのは、それらのうちの「記念日貨幣セット」で、写真ホルダーが付いているものです。
この写真ホルダーにその年に撮った代表的な家族写真をセットして飾るようにしています。
新しい年の「記念日貨幣セット」を入手し、その年の「家族写真」が撮影できたら、古い年のものは大事にしまって、新しい年のものに交換するようにしています。
こうして毎年の家族の思い出を保存しています。
令和6年度記念日貨幣セットの内容と詳細
令和6年度記念貨幣セットの内容についてです。
写真と共に見ていきましょう。
表紙
銀色をベースに薄いグレーの文字と白丸で表現された、高級感を感じられるデザインになっており、「ANNIVERSARY COIN SET 2024 辰 記念日貨幣セット」の印刷があります。
辰の文字だけ鏡面仕上げのようになっており、輝いていますね。(写真では少し見づらいですね)
白丸の中には数字が印刷されています。裏表紙の1からスタートして31までと、「JAPAN MINT 造幣局」の印刷を跨いで、再び1から28までの数字になっているようです。
この数字の意味するところはなんなんでしょうね。カレンダーなのか、前半が31で終わっているということで平成と令和の年号なのか、気になるところです。
去年までで購入した分のデザインはパステルカラーとグラデーション、直線を基調としたギフトボックスをモチーフとしたデザインが続いていたので、今回で大きくデザインが変わりました。
裏表紙
裏表紙は表紙と同様のデザインで、抜きで「JAPAN MINT 造幣局」の印刷があります。
また、表紙と同様に白丸の中には数字が印刷されています。
背表紙
表紙を左右に開いて背表紙を見えるようにした写真です。
こちらは鏡面のような仕上げで「ANNIVERSARY COIN SET 2024」の印刷があります。
見開き
コインセットを開いた部分です。
左側に6枚の硬貨の裏面たちが円形に配置され、中心には「甲辰(きのえたつ)の丹銅製年銘板(メダル)」が配置されています。
右側は写真ホルダーがあり、任意の記念写真をセットするための台紙が入っています。
デザインは全体的に銀をベースとして、薄いグレーで文字が印刷されているシンプルだけど高級感のあるものになっています。
写真ホルダー
見開き右側の写真ホルダー部分を抜き取った状態です。
写真ホルダー部分には写真をセットするための正方形の台紙が入っています。
写真の台紙表側
写真の台紙、フォトホルダーの中身です。
台紙の使い方の説明が書かれています。
標準的なL版プリントサイズ(横12.6cm、縦8.9cm)の写真がセットできるようになっています。
台紙にはもともと写真をはめるための切り込みも入れてくれています。
写真の台紙裏側
こちらは台紙の裏側は真っ白ですね。
特に何も書かれていません。
左側を開いた状態
見開きの左側は、硬貨の表面を見るためにめくれるようになっています。
こちら側も表側と同様のデザインになっています。
「甲辰(きのえたつ)の丹銅製年銘板(メダル)」の反対側にかっこいい竜がデザインされた面を見ることもできます。
見開き中央には挿入されている各硬貨の説明が書かれています。
今年からはシールがない
前年度まではおまけでシールが付いてきましたが、今年からは無くなったようです。
前年度まではギフトボックスを題材にしたデザインで、自分でギフトボックスをデコレーションするというイメージでついていたのかもしれませんね。
今年のデザインはギフトボックスがベースでなくなったためでしょうか。
購入方法
購入方法は、造幣局オンラインショップから申し込みます。
購入申し込みのためには、まずは会員登録が必要です。
支払い方法はクレジットカードと、払込用紙による銀行振り込みの2種類があります。
今回私は、クレジットカードで支払いました。
払込用紙による銀行振込を選択すると、申し込んでからしばらく経つと支払い用紙が郵送されてきます。
この払込用紙を持って、郵便局や銀行、コンビニなどで支払います。
銀行振込の場合は、一度払込用紙の郵送のやり取りが入るので、商品が手元に届くまで少し時間がかかります。
人に贈る際の注意点
私は家族の記念用に購入していますが、家族以外の親族や友人にはプレゼントしたことがありません。
日本の文化として、贈り物をする際にお金を直接渡すということを避ける傾向があるためです。
ご祝儀やお香典などは現金ですが、お中元やお歳暮、ご挨拶、お礼などは現金を避け何かしらの商品になると思います。
これは記念品ではありますが、お金でもあり、送られた側の全員が全員、良い気持ちにならないかもしれないと考えるからです。
人によってはお金を贈ることを縁起の悪いものとして扱うケースもあるようです。
このため、人にプレゼントする際は、相手の考え方や関係性など、注意が必要です。
さいごに
今回は毎年購入している記念日貨幣セットの令和6年版を紹介しました。
その年が刻印されている硬貨と、その年を代表する記念写真を一緒に保存することで、とても良い記念になること間違いなしです。
最近のキャッシュレスの流れから、今後硬貨の流通量は減っていくでしょうし、より記念感が増していくでしょう。
毎年とは言わず、結婚、出産、入学など、重要なイベントがある年はあらかじめ購入しておくのはいかがでしょうか。
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