お疲れ様です。すぺきよです。
私はログイン情報など、よく参照する情報をMacのメモアプリに保存しています。
すぐ開けるし、グループ化もできてみやすいんですよね。
今日はそんなメモアプリの内容が消えてしまってめちゃくちゃ焦ったお話です。
何があったのか
ある日、サーバーにアクセスする必要があり、ログインIDや手順などのアクセス情報を保存していたMacのメモアプリを開きました。
そしたらなんと真っ白じゃないですか。
今まで保存していた情報はいったいどこに・・・?
ここにしか記載したいなかった情報や手順もあるのに・・・。
まずはタイムマシーン
Macでは標準のバックアップアプリであるタイムマシーンがあります。
このタイムマシーンでバックアップをとっていれば、簡単に復元ができるはずということで、タイムマシーンを起動してみました。
ところがどっこい、Macを新しくしてからタイムマシーンの設定をしていないじゃないですか。
残念ながら、私の環境の場合タイムマシーンからの復元はうまくいきませんでした。
データは全てクラウドで管理するルールになっていたので「ローカルのバックアップは必要ないや」と完全に油断しました。
Notesフォルダからの復旧
困った時のGoogle先生、検索するとまず「Macのメモが消えた場合の復元方法(7つを紹介)」という記事がヒットしたので内容を確認。
#1の「最近削除した項目」は表示されておらず、#2のチェックは入っている。
#5の専用アプリはまた後で試すとして、#6のタイムマシーンはダメだった。
#7はそもそもiCloudにメモを保存していなかったので使えない。
ということで#3と#4のhtmlファイルやsqliteファイルを直接開いてみる方法で試すことに。
・・・結論としてダメでした。
NoteStore.sqliteのZICCLOUDSYNCINGOBJECTテーブル内にそれらしきデータがありましたが、データの一部しか表示されておらず、全文回収できませんでした。
htmlファイルの方は中がバイナリデータなのか、文字化けで参照できずです。
最近何をしたか思い出してみる
最近行ったアクションで、何か影響を及ぼしそうなことをしたかを考えてみました。
ピンときたのがAppleIDの再ログインです。
MacでFIDO認証を行うために、iCloudと同期が必要だったのですが、上手く設定ができておらず、試行錯誤している時にAppleIDへの再ログインして、FIDO認証が上手く動作するようになりました。
AppleIDをサインアウト
これしか原因が考えられないと思ったので、設定アプリでAppleIDを一度サインアウトしてみることに。
結果・・・やりました。戻りました。
サインアウトした時点でメモの内容が復活し、慌てて全てをテキストファイルで保存しなおしました。
その後AppleIDでログインしなおしてもメモは消えることなく参照できていたので、iCloudとの同期ミスが原因だったのかもしれません。
今日の教訓
- バックアップはちゃんととろう
- ログイン情報など、消えたら困るデータはもっと確実な方法で保存しよう
- 一番安心できるのはテキストファイル(HTMLとMarkDownも可)
Appleのアプリは信じるな
最後に
「Macのメモが消えた場合の復元方法(7つを紹介)」の記事を見ると、Macの最新のOSにアップデートしてもメモが消えたりするそうじゃないですか。
やはりテキストファイルが一番安心できますね。