甲賀流忍術屋敷へ行ってきました

日記

暑い日が続きますね。私も今年無事にお盆休みが取れましたので、家族と一緒に三重県のモクモクファームという、動物と触れ合え、宿泊もできる農場に行ってきました。

そのモクモクファームに向かう途中、ちょうど高速道路を降りた直後の「甲南インターチェンジの出口」の左側あたりに「甲賀流リアル忍者屋館」という看板を見かけました。チェックインの時間までまだ数時間時間があったので急遽寄り道をしてみることになりました。やはり、甲賀といえば忍者でしょう。

運転中で手が離せなかったのでGoogleMapのストリートビューより拝借

所々に忍者屋敷への道案内の看板があり、その看板の指示通りに進むと辿り着けます。

ただ、施設の近くはものすごく細い道になっています。あまりにも細いため、道を間違えたのか、ここに入って行っても大丈夫なのかと心配になるくらいでした。

またまたGoogleMapのストリートビューより拝借、乗用車一台がギリギリ通れるくらいの道でした

ちなみに駐車場はP1とP2の二つがあるみたいで、細い道に自信がない方は、P2の方がおすすめです。上記の画像の細い道は、P2の駐車場を超えた先にあります。駐車場料金はどちらも不要で、無料で駐車できます。

P1の駐車場は施設の隣で、施設からは近かったです。P2の駐車場は少し離れたところにありましたが、トイレは併設されていました。細道を通るのが難しい観光バス向けかな?といった感じの駐車場になっていました。

こちらが入り口を正面から撮影した写真になります。この日はあいにくの雨でした。お盆休みで閉館しているんじゃないかと心配するくらい静かでした。

門構え、静かで今日はお休みかと思うくらいでした

この写真の左前方にある白い障子が入口です。館内は土足禁止のようで、入館する前に靴を脱いでから入ることになります。

障子を開けて、入館するといきなり忍者の人形が置いてあって驚きました。館内にはこのような忍者の人形が何体かいます。私は5体ほど見つけることができました。

忍者らしく、意外なところにいたりもするので、みんなで探して報告し合うのも一興です。

いきなり忍者の登場、初見は驚きました

施設への入館は有料です。入館料はそれぞれ大人は一人につき650円、子供は一人につき450円でした。

こちらが料金表です

入館料を支払うと、まずは座敷に通され、簡単な説明を口頭でうけ、この忍者屋敷の概要についてのDVDを見せてもらいました。この屋敷はもともと忍者の家系の望月家の屋敷だったことや、歴史上の忍者としての記述は、孫子の兵法書の中に記載があるくらい古いものであることなどが説明されていました。

座敷の様子、いい雰囲気です

それに、いま大河ドラマで放映中の「どうする家康」の家康にも関わりがあったとかなかったとか。

座敷の中央には「健保茶」という、忍者たちが健康のために飲んでいたと伝わるお茶が置いてあります。オリジナルは飲みにくいようで、麦茶などをブレンドして飲みやすくされたものだそうです。こちらはDVDを見ながら自由にお飲みくださいという感じでした。一口私もいただきましたが、結構美味しかったです。

健保茶の説明、リピーター多いそうです

簡単な説明と10分程度のDVDを見た後は館内を自由に散策できます。特に制限時間などはない感じで、閉館時間までゆっくりと散策できる感じでした。私も結局1時間以上いたんじゃないかと思います。

子供達はずっとどんでん返しを回したり、くぐったりして遊んでいました。やっぱり子供たちはこう動くものや実際に体験できるものが好きみたいですね。私も一度くぐってみましたが、大人一人がくぐるので精一杯なくらいの大きさです。

他にも刀やまきびし、手裏剣などが展示されており、リアル忍者を感じることができました。まきびし、あれは踏むと痛そうですね。

また、意外なことに館内は3階まであります。2階はかなり屋根が低く、そして暗かったです。忍者がこっそりと潜んでそうな雰囲気を感じました。

2階の様子、触れるとカランカランとなる罠みたいなのもありました

この2階に上がるための階段が小さな梯子みたいな階段で、なかなか怖いです。子供たちはまだ一人で上がれそうにないので、私と妻で頑張って担ぎ上げました。2階への入り口は成人男性の肩幅より少し広いくらいでとても狭かったです。

2階への階段を上から見た図
階段というより立てかけられたハシゴですね

写真を撮影するを忘れてしまいましたが、3階にも上がってみました。こちらは屋根裏という感じで、外から見える茅葺きのような屋根の裏側をみることができます。こちらは天井まで意外と高く、広かったです。

この日は結構な雨が降っていたのですが、それでも茅葺きのような屋根の裏側には雨が染み込んでいませんでした。昔の人の知恵ってすごいですね。

一通り館内を回っていると、縁側のようなところから、手裏剣の練習所が見えました。

手裏剣練習場の様子
投げ方の説明や注意書き

ここで実際に、鉄製の手裏剣を投げることができるそうです。6投1セットで300円です。早速、入口の受付のおじさんに1セット分申し込んで投げることにしました。6投ということで配分は、長男2回、長女2回、大人はそれぞれ1回ずつという割り振りにしました。皆、本物(?)の手裏剣を触るのは初めてです。
この手裏剣が、鉄製ということもあって意外と重たかったです。

投げる距離は3段階、子供たちはまだ二人とも幼稚園児なので的から一番近いところから、妻は真ん中、私は一番遠くから投げることにしました。

長男は1回目は見事にヒット、手裏剣が的に見事突き刺さりました。テンションが上がって投げた2回目は残念ながら大暴投という結果です。長女は投げてもそもそも的まで届きません。まだ幼稚園の年少さんですから、前方向に飛んだんだけOKです。

妻は気合いが入りすぎて的の上の方に外れました。私はというと、力加減が分からず山なりな投げ方になってしまいましたがなんとか的の横のいたの部分に刺さることができました。的からは外れてしまいましたが、なんとか刺さることはできたので満足です。

お土産コーナー、入館料を払う場所の裏手にありました

お土産コーナーもあり、手裏剣道場で投げた手裏剣と同じような鉄製の手裏剣を買うこともできます。そのたいろんな忍者グッズが売っています。

手裏剣やくないなど、なんだかワクワクしますね

時間があるということで急遽行くことになった忍者屋敷ですが、私的にはとても満足でした。子供たちもあちこち元気に走り回って探検するのが楽しかったようです。手裏剣投げは一度はやってみることをお勧めします。刺さるだけでもテンションが上がります。

みなさんももし甲南に行かれる機会があったら一度行ってみてはいかがでしょうか?

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