伊賀の里モクモク手づくりファームに行ってきました

日記

今年の夏は特に暑いですね。外に出ると体温より外気温のほうが高く、京都市内では呼吸をするだけで喉の奥の方が熱くなる有様です。エアコンが壊れたら命が危ないですね。

避暑も兼ね、知り合いが以前行ってきて良かったと言っていたモクモクファームなるところに泊まりで行ってきました。子供の世話や暑さで、あまり写真を撮れなかったですが、よければお付き合いください。

どんなところ?

伊賀の里モクモク手づくりファームは、いろいろなことを体験できる牧場です。牧場には「ミニブタ」「ロバ」「山羊」「ジャージー牛」などがの動物がいました。「ジャージー牛」は成牛から子牛までそれぞれの大きさの牛がいました。

体験できる内容は、ウィンナー作りやパン作り、牛の乳搾りや子牛へのミルクやり、ロバやポニーへの乗馬体験などが可能です。体験の内容自体は季節や平日/土日祝などでも変わるので、参加したい体験がある場合は公式ページを要チェックです。中には事前に予約が必要なものもあります。

体験教室や動物たちがいる牧場は有料のエリア内にあります。私たちは宿泊予定者だったためチェックアウト時に有料エリアに入るためのチケットがもらえました。
宿泊を予定しておらず、日帰りで入場する際には有料エリアへの入場チケットを別途購入する必要があります。料金については次の項を参照してください。

山の奥にあって、比較的涼しいのか、8月上旬の16時ごろでもひぐらしが、午前にはツクツクホーシが鳴いていました。暑いところに多いクマゼミは見かけなかったので、やはり涼しい方なのだと思います。

山の中にあるので坂や階段が非常に多いです。場所によってはちょっとしたハイキング気分を味わえます。子供の面倒をみつつ、荷物を持ちながら移動するのはなかなか骨が折れます。私も帰ってきて数日間ふくらはぎとすねの辺りが筋肉痛で、階段の上り下りに苦労しました。

坂自体も場所によってはとても急になっており、子供達が転がって落ちていかないか心配になる程です。よちよち歩きの子供を連れて行く場合は、ベビーカーないしずっと抱っこして坂を歩いて登る覚悟が必要でしょう。

有料エリアの料金は?

有料エリアへ入場するためにはチケットを購入する必要があります。一度チケットを購入して入場した後は、エリア外に出る場合は再入場チケットが無料で配布されているので、そちらを受け取り、再入場時に提出することで何度でも再入場が可能です。車に忘れ物をしても安心です。

入園料は以下のとおりです。こちらは2023年8月現在の料金となっています。最近はインフレでなんでも値段が上がっているので、念の為公式をチェックするようにしてください。

公式ページ(http://www.moku-moku.com/farm/index.html)からの引用です

また、夕方になると有料エリアへの入園は無料になるそうです。

駐車場の料金と広さは?

駐車場は無料です。駐車場はいくつかあり、公式ページのよると、第一、第二、第三駐車場と宿泊者専用の駐車場があるそうです。

私は第一駐車場と宿泊者専用駐車場に駐車させてもらいました。

第一駐車場はアスファルトで舗装されていましたが、宿泊者専用の駐車場は舗装されていません。

宿泊者専用駐車場

宿泊者専用駐車場の様子、GoogleMapより拝借

宿泊者専用の駐車場は名前の通り宿泊者のみが駐車できる駐車場です。宿泊者が多い場合は、あまり広さに余裕がなく、駐車のガイド線や車止めブロックなどもないため、駐車をするためにはそれなりに技術が必要です。私は少し遅くに到着したため、駐車場内はほぼ満車状態で、一番奥の崖側ギリギリに駐車することになってしまいました。

あまり駐車技術に自信がない方は早めに行った方が良いと思います。

第一駐車場

ファームと第一駐車場の入り口、GoogleMapより拝借

第一駐車場は十分な広さがあります。正確に数えたわけではありませんが、乗用車100台は十分駐車できるくらいの広さに感じました。

駐車場に到着したはいいのですが、入り口になる目標物も当初わからなかっため、どこへ向かえばいいのかわか離ませんでした。親切なおじさんに教えてもらって、無事に入り口に到着することができました。

入り口は、駐車場の南側、屋根に豚さんが乗っているトイレの脇にあります。

トイレの上の豚さんです。
写真からは切れていますがもう一匹右側にもいました。

どこにあるの?

伊賀の里モクモク手づくりファームは京都府と三重県の間の山の中にあります。

名神高速道路の甲南出口よりでて、南側に少し行ったところにあります。

周りの環境はとてものどかで、どことなく子供の頃の実家を思い出させます。

客層はどんな感じ?

夏休みということもあり、宿泊客の客層はほとんどが子供連れのファミリー層でした。子供はやっと歩けるようになったであろう1歳児から中学生、高校生かな?と思われるお子さんも見かけました。

じぃじやばぁばも同伴してきているグループもちらほら見かけました。

お部屋の感じは?

宿泊施設の外観、1家族1棟のコテージです

1家族1棟のコテージを借りて泊まります。このようなコテージが40棟くらい並んでいました。子供達がテンション上がって暴れまくっても、周りへの影響はあまりないので、ホテルに泊まるより気楽です。

私の宿泊した部屋には、寝具がベッドが3台と布団が2セット、テレビとトイレ、お風呂が設置されていました。
ロフトがあり、布団の2セットはロフトを上がったところにありました。

ロフトと階段、天窓
ロフトから階下のベッドを撮影

エアコンが2台あり、片方がロフトの布団の真横にあって、布団で寝る場合は、こちら側のエアコンは消した方がよさそうです。

天窓があるおかけで、驚くことに日中は電気をつけなくても十分過ぎるほど明るいです。入室した直後はあらかじめ電気をつけておいてくれたのかと錯覚するほどの明るさで、夕食から帰ってきて、真っ暗になっていて初めて天窓からの最高であったことに気がつきました。

電話回線の電波とWifiは?

Wifiは残念ながら無いようです。室内にもWifiについての案内はなく、スマホでWifiの電波がキャッチできないか見てみましたが、近所のコテージに宿泊している宿泊者がもっているポケットWifiと思われる電波しかキャッチできませんでした。

私はDocomo回線だったのですが、山奥ということもあり、電波はかなり弱く、ストレスフリーにネットを使う場合は事前にポケットWifiなどの準備が必要かもしれません。

お風呂は?

お風呂はコテージ内に設置されているお風呂か、有料の大浴場に入るかの選択になります。

私たちはせっかくなので大浴場に入ったのですが、有料エリアを挟んでコテージ郡とは真逆の位置にあるので、結構距離があります。さらに道中坂も多く、比較的暗いので移動が大変です。

大浴場に行く場合は、お風呂でさっぱりして、湯涼みがてらのんびり散歩するつもりで行くと良いでしょう。

宿泊予約者でも、大浴場に入る場合は別途料金が必要なようで、チェックインの際に追加料金としてあらかじめ支払うことができます。ここで支払うと入場券を鍵と一緒に受け取ることができます。

公式ページ(http://www.moku-moku.com/farm/index.html)からの引用です

大浴場に行くと靴を靴箱に預け、靴箱の鍵とバスタオルなどのタオル・浴場内のロッカーの鍵を受け取ります。

大浴場は室内に大きなお風呂が一つと、野外に露天風呂として3つのお風呂がありました。あとで妻から聞いた話では女性側には露天風呂が4つあったとか。男性側にももしかすると4つあって、私が一つ見逃したのかもしれません。

夕食は?

夕食は有料エリア内のBuuBuuハウス内でオーダー式のバーベキューです。当日はビアバル期間中だったためか以下のような3つのコースからの選択となりました。

  • A 豚肉コース:10種類以上の豚肉や鶏肉、野菜などが選べるセット
  • B ウィンナーと豚肉コース:Aコースに加え、各種ソーセージが選べるセット
  • C 黒毛和牛と豚肉とウィンナーコース:Bコースに加えお肉に和牛が選べるセット

私たちはBコースを選択しました。たれと豚肉の相性が抜群で、豚肉の焼き肉のおいしさを再発見できました。ご飯との相性も最高で、ついつい食べすぎてしましました。

食べ放題という形式の性質上、食べ残しはペナルティがあるので注意が必要です。

宿泊予約者でも夕食の料金は別途BuuBuuハウス内で精算する必要があります。
あらかじめ現金かお店が対応しているクレジットカードを持参しましょう。

朝食は?

朝食はPaPaビアレストランという施設内でのビュッフェ形式の食事となります。こちらは宿泊予約者であれば、宿泊料金内に含まれているようで、別途精算は求められませんでした。

よくあるホテルのビュッフェとは違い、食事の後は自分でお片付けが必要です。

自動販売機や売店は?

自動販売機

有料エリア、無料エリアともに自動販売機は無いようです。飲み物が欲しいからとあちこち探しましたが見つけることができませんでした。

売店・飲食店

有料エリアには、無料エリアともにお店やカフェがあります。飲み物や食べ物が欲しい場合はこちらで買うことになります。

以下に私たちが利用させていただいたお店の一部を紹介します。

有料エリア内、フランクフルトのお店

有料エリアのBuuBuuハウス横にフランクフルトのお店があり、ここで軽食や飲み物を購入することができます。また、一部ソーセージは+200円することで、ホットドックにしてくれます。

こちらではあらびきフランクをホットドックにしていただきました。あらびきフランクが思いのほか大きく食べ応え十分でした。

フランクフルトのお店のメニュー

無料エリア内、mokumoku とまとCafe

無料エリア内では、mokumoku とまとCafeに入りました。アイスやかき氷などの各種スイーツにハンバーガーなどの軽食を注文できます。

こちらではソフトクリームをコーンでいただきました。
クリームはミルクの味が濃厚で、コーンの相性と相まってとても美味しかったです。子供達も1個ずつペロリと食べていました。

スイーツメニュー

体験内容や宿泊の感想など

体験内容

私たちは「仔牛のミルクやり体験」「牛の乳搾り体験」「ポニーの乗馬体験」に参加することができたので、レポートしてみます。

仔牛のミルクやり体験

私たちが参加したのは祝日だったため、無料エリア内のインフォメーション前にて募集していました。先着15名までに整理券が配られていました。

参加は子供達が優先で、私たちは長男、長女共に整理券をゲットできました。

ミルクをあげられる仔牛は2頭いて、2ヶ月くらいの子と、昨日生まれたばかりの子がいました。昨日生まれたばかりの子は、まだへその緒がぶら下がったままでした。

まずは、ミルクをあげるにあたって仔牛たちの紹介と、簡単な説明を受けます。「哺乳瓶は乳首の部分を下げて持つこと」「哺乳瓶を体の正面で持たず、横に抱えるように持つこと」などの注意点があるそうです。

整理券の番号順に並んで、いざ順番が回ってきた時、子供達は仔牛の大きさと勢いに負けて逃げ出して、結局直接あげることができませんでしたが、これはこれでいい思い出になったと思います。

仔牛さん、こちらは生まれて2ヶ月の子です

牛の乳搾り体験

牛さんの登場、でかいですが、これでも牛としては小さい方の種だそうです

仔牛のミルクやりが終わった後、近くの小学校のような建物に人が集まっていて、なんだろうと行ってみたら、牛の乳搾り体験が始まるそうなので、その流れのまま参加しました。

こちらもまずは簡単な牛の紹介と、ジャージー牛についてのクイズなどがあり、順番に乳搾り体験をしていきます。こちらは子供だけでなく、大人もできるということで私も人生で初めて乳搾りをしてきました。

牛さんの乳首は思った以上にスベスベしていました。説明を受けた通りに絞れば意外と簡単にできます。長女はこちらも怖がって体験できませんでしたが、長男は体験できました。結構上手に絞れていましたよ。

この牛さんは、選ばれし牛さんだそうで、ものすごくおとなしかったです。足元で子供達がワーワー騒いでも、驚いたり暴れたりせず、どっしりとしていました。

ポニーの乗馬体験

わだちの部分をぐるっと一周まわります

乳搾りが終わり、会場から出たら、目の前で行列ができており、ポニーの乗馬体験が始まっていました。早速子供達を誘って乗馬体験へ。

流石にこれは大人は体験できず、確か10歳以下の子供までが乗馬できました。子供をポニー、またはロバに乗せ、親が手綱を持って引っ張って歩く形です。

長女は怖がって参加できなかったので、長男をロバに乗せ、私が手綱を引くことになりました。

手綱を持って引くことは人生生まれて初めてでしたが、ロバが人慣れしているのか、少し引っ張ると素直についてきてくれました。

いい体験しました。

宿泊の感想

部屋は十分過ぎるほどに広く、非常に静かです。お布団に入ったらいつの間にか寝てしまっていました。

部屋の中にロッキングチェアがあったのですが、これの座り心地が最高で、ずーっと座っていたかったほどです。

これは、良い椅子だ

夜に外に出れば、雲の隙間からではありましたが、星が綺麗に見えました。

喧騒から離れ、ゆったりとした時間を過ごせたと思います。

まとめ

今回は伊賀の里モクモク手づくりファームを紹介してみました。体験がいっぱいできて、季節によって内容も変わるので何度行っても飽きないんじゃないかと思います。

動物たちとの触れ合いもたくさんできるので、子供たちもいい思い出になるとおもいます。

自然と動物たちとの思い出づくりにいかがでしょうか。

タイトルとURLをコピーしました