セミの羽化

日記

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おつかれさまです。すぺきよです。

今回はただの日記のような記録のようなお話です。

7月も16日と中旬になり、夏も本番となってきました。

夏になると現れるものといえば、そう、セミです。

京都ではクマゼミが一番多く、夕方ごろの公園内の林にアブラゼミがまれに鳴いている程度です。

セミがうるさくなってくるといよいよ夏が始まったなぁと感じますね。

今回はそんなうるさい成虫のセミの話ではなく、セミの羽化のお話です。

自分が小さい頃にセミの幼虫を捕まえてきて、夜の遅くまで観察し、羽化シーンを初めて見た時に、美しさと神秘さに感動したのを覚えています。

そんな体験を小学生と幼稚園の自分の子供たちにもいつかさせてあげたいと思い、羽化のために土の中から出てきたセミの幼虫はいないかと探してみました。

会社からの帰路の途中に、子供と散歩をしていた時によくセミの抜け殻を見かけたポイントがあるのでそのあたりで探してみました。

そうしたら、いるわいるわ。

軽く10分程度探しただけでも5匹くらいのクマゼミの幼虫を見つけました。

ただ、残念ながら仕事帰りで9時を回っていたので、見つけた全ての幼虫は羽化が始まっていました。

羽化が始まっていて、ライトに白く反射したから見つけやすかったのかもしれません。

まず最初に見つけたのは羽化後に、運悪く落下してしまったのか、体がまだ白い状態で必死に木を登っている成虫でした。

その後も桜の木の葉っぱにしがみつき、背中が割れて羽化が始まっているもの。

1本の木に2匹並んで羽化をしているもの。

羽化の終盤で全身が出て逆さまになっているものなどを見つけました。

私個人としても、同時多発的にこんなにたくさんのセミが羽化しているシーンを見たのは初めてです。

そんな歩道の隣には車やバイクが普通に走っています。

こんな人工的な環境下でも力強く命をつないでいるのだと思うと、なんだか元気をもらえた気分です。

10分ほど探索をしていると、どんどん蚊が集まってまとわりついてきたため、逃げるように探索終了。

長時間観察が必要ですが、外で観察するには、蚊が厄介ですね。

子供のために幼虫を探索したのですが、なかなか良いものが見れました。

羽化が始まっているセミの幼虫は触ってしまうと羽化に失敗し、死んでしまうので絶対に触ってはいけません。

暖かく見守ってあげましょう。

羽化開始前の幼虫を探すには、夜の9時では遅すぎで、夕方6時〜7時くらいに探しに出た方が良いようですね。

よいタイミングがあったら、また子供達と幼虫を探しに行ってみたいと思います。

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